2010年02月17日
シバジョージ ②
続いて仙台市内へ移動
まずは、シバアツシの建築探訪です。
今や世界的な建築家になった伊東豊雄の代表作
「せんだいメディアテーク」

機能としては、市立図書館を核として
ギャラリーやイベントスペース、カフェ等が併設されている
複合文化施設です。

この建物は、特に構造で注目されています。
現代の一般的なビルの構造は、ラーメン構造という
柱・梁からなる構造形式によって構成されています。
このせんだいメディアテークは
“これらの概念を打破する新しい建築のあり方を提示した”
と言われています。
通常のラーメン構造は、柱を等間隔に設けて
できるだけ均質性をもたせるように造られますが
この建物は、スパイラルを描くたくさんの細い鉄柱に分解させ
「柱の内部」(チューブ)を作り出し
それらをできるだけ不規則に配置することで
不均質な内部空間が計画されています。
このチューブは、床を貫通し
設備系統、エレベーターや階段、屋上からの採光や通風など
その内部が見える縦方向のコアとして機能しています。
コンピュータの導入により複雑な立体物の構造計算が可能になった
現代だからこそ生まれた形とも言えるでしょう。
デザインも素晴らしいですが
実際の建物として完成させた構造建築家や施工技術はホント凄いですね。
この他にも環境配慮型ファサードを利用した換気システムを
採用する事によって、省エネ性やCO2削減などにも配慮した
快適空間作りがなされているとの事。
デザイン・構造・設備など、見所が満載の建築物です。
⇒2月の予定は、こちらです。
まずは、シバアツシの建築探訪です。
今や世界的な建築家になった伊東豊雄の代表作
「せんだいメディアテーク」

機能としては、市立図書館を核として
ギャラリーやイベントスペース、カフェ等が併設されている
複合文化施設です。

この建物は、特に構造で注目されています。
現代の一般的なビルの構造は、ラーメン構造という
柱・梁からなる構造形式によって構成されています。
このせんだいメディアテークは
“これらの概念を打破する新しい建築のあり方を提示した”
と言われています。
通常のラーメン構造は、柱を等間隔に設けて
できるだけ均質性をもたせるように造られますが
この建物は、スパイラルを描くたくさんの細い鉄柱に分解させ
「柱の内部」(チューブ)を作り出し
それらをできるだけ不規則に配置することで
不均質な内部空間が計画されています。
このチューブは、床を貫通し
設備系統、エレベーターや階段、屋上からの採光や通風など
その内部が見える縦方向のコアとして機能しています。
コンピュータの導入により複雑な立体物の構造計算が可能になった
現代だからこそ生まれた形とも言えるでしょう。
デザインも素晴らしいですが
実際の建物として完成させた構造建築家や施工技術はホント凄いですね。
この他にも環境配慮型ファサードを利用した換気システムを
採用する事によって、省エネ性やCO2削減などにも配慮した
快適空間作りがなされているとの事。
デザイン・構造・設備など、見所が満載の建築物です。
~「シバジョージ③」に続く~
⇒2月の予定は、こちらです。
Posted by シバツヨシ at 19:00│Comments(0)
│キャップ日記